薬の使用期限切れに注意!抗生物質って使ってもいいの?毒性って?

病気になったときに処方された抗生物質などのお薬が余っていることありませんか。期限が切れているけど、密閉されているし使っても大丈夫。なんて思っていると危険です。薬にはきちんと使用期限が設けられているので期限が切れていると中の成分が変わっていることもあり、その危険性について知ってもらいたいと思います。

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薬の使用期限が切れてるけど、効果がなくなるの?痛み止めはどう?


薬は食べ物と同じで使用期限があります。

その期間は薬の種類やメーカーによって違いがありますが、だいたいの目安として粉薬や顆粒は3ヶ月から6ヶ月程度、カプセルや錠剤、座薬、軟膏などは6ヶ月から1年程度、目薬や自己注射製剤は1ヶ月程度、シロップなどの液剤は細菌が繁殖してしまう恐れもあるため残ったら処分します。

病院では期間を決めて飲みきれる量を処方されるのですが、飲みきる途中で症状が改善したときなど薬が余ってしまうと保管しがちです。

抗生物質のお薬などは症状が途中で改善したとしても、自己判断で止めずに処方された分を全て飲みきることが良いでしょう。

薬は時間が経つにつれて、変色や変形したり、薬の効果が弱くなったりします。
また、薬の保管状態が悪かったり使用期限を過ぎたものは中には体に影響を及ぼすものがあるので注意が必要です。

とくに痛み止めなどの抗生物質は変性しやすく、毒性が出てしまう危険性もあるので注意が必要です。

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基本的には、使用期限切れの薬は品質が保証されないのでその都度病院で処方してもらうことをおすすめします。

使用期限が切れた抗生物質って、使える?毒性が出てしまう薬の種類は?

薬の成分に詳しくない私たちは、抗生物質に関しては使用期限が過ぎてしまったら使わない事をおすすめします。

抗生物質の中には使用期限切れや保存状態が悪いと薬の種類によって毒性が出てしまう危険性があるので、注意が必要です。

ミノマイシンなどのテトラサイクリン系の抗生物質とアスピリン製剤は誤って服用してしまうと危険です。

テトラサイクリン系の抗生物質は、もともとも薬の成分が変性して腎障害を起こす恐れがあります。

また、アスピリン製剤は変性して防腐剤にも使われている有害物質であるサリチル酸になってしまうそうです。
もし、服用してしまうと胃腸障害が起きてしまうので気をつけましょう。

他にも危険な薬は胃腸薬です。
変性しやすい生薬や消化酵素が多く含まれているからです。
薬の使用期限や保管には十分に注意してくださいね。

まとめ

使用期限の切れた薬は品質の保証がされないので服用することはおすすめできません。

また、抗生物質などは薬の成分が変わって体に害を及ぼす危険性もあります。

「大丈夫」と簡単に考えずに、体調が悪くなったらそのつど病院で処方して貰うか薬局で新しいモノを購入するようにしたほうが良さそうです。

せっかく薬を飲んでも逆に体調が悪くなっては、元も子もないですよね。

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