梅干しを作ってみたものの、途中で皮がやぶれたり、たくさん白い粉が吹いたりして、なんだかうまくいかなかったりします。
土用干しや失敗しないこつをまとめてみました。
梅干しの土用干しを失敗しないコツは?
梅干しの土用干しは、3日3晩行うと言われますが、日中、強い日差しで水分を飛ばし、塩を浮き上がらせます。夜間は夜露で塩を溶かし、なじませます。
これを繰り返すことによって、まろやかな梅干しに仕上がると同時に水分を少なくし、太陽熱で殺菌することで長期保存できる梅干しに仕上がります。
1ヶ月以上、塩漬けした梅干しを通気性の良いザルに干すわけですが、柔らかい梅の皮がザルにくっついて破れてしまうことがあります。
これを防ぐには、最初は干してから1時間以内に梅をひっくり返す事が大事です。
表面が乾くまでは、早め早めに返しましょう。
初日のみ、梅酢に戻します。
繰り返すと塩っぱくなってしまいます。
また、土用干しと言っても、その時期に干す必要はなく、晴天が続く日を選んで、9月頃までに干せば良いです。
必ず干さなければいけないものでもなく、漬けたままだと梅漬けになります。
料亭ではこちらが好まれたりします。
梅干しの土用干しのあと白っぽいのはカビ?
梅干しの白いのは大体、塩の結晶だと思われますが、白っぽい膜がはっているような、ものとか、緑色や黒いのはカビだと思われます。
容器の水分が残っていたり、塩分が少なかったりすると、カビが生えやすくなります。
最初の下漬けでも、なるべく早く全部の梅が梅酢に浸かるように、容器を揺すって上下を返すようにしましょう。
梅干しの土用干し 雨にあたったら?
もし、雨にあたってしまったら、すぐに水洗いします。
そのまま2時間程ほして、水気を切った後、しっかりと梅酢にくぐらせて、続けて、土用干しをします。
まとめ
失敗しない、梅干しの作り方のコツを記載してみました。
美味しい梅干しを作ってくださいね。