玉ねぎには硫化アリルという辛味の元になる成分が入っています。
包丁で切ると目にしみるのはそのためなのですが、その刺激物質は人の体内に入るとアリシンという物質に変化して、血栓を予防する効果があることがわかっています。
せっかく玉ねぎをいただくなら、その効果を最大限に活かしたいもの。
水にさらすと溶け出してしまうので、効果的な方法をご紹介します。
玉ねぎの血液サラサラ成分は水にさらすと?
玉ねぎは細かく切ることによって、細胞が壊れて酵素反応が活発になります。
切ったものをそのままザル等に入れて、空気にさらします。
15分ほど置くと酵素反応が進み、血液サラサラ物質ができます。
サラダ等で食べるのに、なるべく辛味を減らしたい場合は、玉ねぎの繊維に対して直角に切ると良いです。
やらない方が良いことは・・・・
1.水にさらす。
水にさらしてしまうと、せっかくの血液サラサラ成分が溶け出してしまいます。
2.切ってすぐに炒める。
切ってすぐに火を通すと、熱で酵素の働きを失ってしまいます。
やはり、15分間は放置してから火を通しましょう。
玉ねぎで万能ドレッシング
使い方はいろいろ、玉ねぎ嫌いの人もおいしく食べられます。
砂糖 大さじ3
塩 小さじ2
酢 150cc
サラダ油 150cc
酒 100cc(煮切った方が良いです。)
みりん100cc
しょうゆ100cc
作り方 玉ねぎを繊維に対して直角に出来るだけ薄く切る。
スライサーを使うと良いかも。
15分放置する。
全ての材料を、清潔な広口ビンに入れてよくふる。
一晩ねかせたら、完成!
冷蔵庫で保存し、1周間ほどで食べきってくださいね。
玉ねぎ万能ドレッシング アレンジレシピ
うちの定番はツナサラダにかけることなのですが、いろんな食材にあうので、いろいろとお試しくださいね。
1.お刺身にかけて、カルパッチョ風に
そのままでも良いですが、アレンジとしては、
玉ねぎドレッシング大さじ4
ごま油大さじ1
オイスターソース大さじ1
を合わせてもおいしくいただけます。
2. 冷奴にかける
かつお節やきざみのり、みょうがや小ネギ等をトッピング。
ドレッシングをかけていただきます。
まとめ
血液サラサラ効果が期待できる玉ねぎ、一手間でその効果を最大限に発揮できます。
是非、習慣にしてみてくださいね。
酢玉ねぎのレシピはこちら