はじめての浴衣、洋服と違って、選び方や着こなしがわからないという方も多いのでは?
男性の浴衣の選び方や着こなし方をまとめてみました。
男性の浴衣の選び方
まずは、柄についてですが、自分が目立ちたいのであれば、大柄の龍神雷神や隈取りを選んでも良いですが、彼女の浴衣姿を引き立てるのは古典柄の細かいものの方が良いでしょうし、粋です。
色はご自分の好みで、落ち着いた青でも紺でも、若草色でも良いと思いますが、帯は浴衣と色を変えたり、縞がはっきりしたものを合わせましょう。
セットで販売されているものを購入すると楽です。
暑がりの方は麻が入っているもののほうが、通気性がよいです。
透けるのにはご注意を!
楽天で1位を獲得した、浴衣のセットは腰ひもから、履物、バッグ、扇子までついてます。素材は涼しい綿麻!
着方の説明もあります。
丈については、身長-25cm程度がちょうど良い位です。
羽織ってみて、くるぶしが隠れる程度、帯をしめるとくるぶしが出る位です。
小柄な方で、長すぎるという方は、帯を結んで隠れる高さで、「内揚げ」をすると良いです。
浴衣を水平に折って、横にザクザクと縫っていくだけ。簡単です。
履物は雪駄でも下駄でも構いませんが、
はいていて、痛くなったり、疲れそうなものは避けてください。
バッグは「信玄袋」という、巾着袋が一般的な他、
無理に持たなくても良いのでは等、こちらのページに詳しく記載してあります。
男性の浴衣の着こなし
下着はV首のクレープのものがあると汗を吸うので良いですし、ステテコをはいた方が脚さばき良いです。
なければ、ないで構いません。
一番大切なことは襟の合わせを「右前」に着ること、これは右側が外側にあるのではなく、
右側の襟を先に合わせるという意味です。
逆だと、葬儀の際、亡くなった方に着せるやり方なので、ご注意を!
もし、ウエストが細めという方でしたら、暑いですが、あらかじめタオルを巻いて補正して、腰紐を結びます。
浴衣をはおり、背中心を合わせ、襟を合わせていきます。
※この時襟は抜かず、首に添わせるようにしてください。
裾はひろがらないよう、少しすぼまる感じがキレイです。
男性の浴衣 角帯の結び方 貝の口
一番大切なポイントは帯の位置はウエストではなく腰です。
これだけは絶対に抑えてください。ウエストだと幼児みたいになっちゃいます。
兵児帯は2回ほどまいて、蝶結びするだけですが、角帯も貝の口だったら簡単です。
手先を半分に折り、そこ残して、胴に3回ほど巻き、たれを手にかぶせ、下から引き抜きます。
たれを下に下ろして、内側に三角に折り上げます。
できた輪の中に手先を入れて引っぱります。
緩みやすいので、しっかりと締めてください。
右側から、クルッと後ろにまわしてできあがり!
まとめ
ちょっと、ポイントを押さえるだけで、かっこよく着こなせます。
ぶっつけ本番で浴衣を着るのではなく、事前に何度か着てみることをオススメします。
ステキなデートを楽しんでくださいね。