長崎の精霊流しの歴史や爆竹の意味と場所、交通規制は?

さだまさしさんの歌で有名な精霊流しですが、各地で行われる灯籠流しとは
ちょっと違うので歴史や爆竹の意味、交通規制についてご紹介します。

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長崎の精霊流しの歴史

精霊流しは他が鎖国だった江戸の頃から行われていたようですが、
どのようにして、精霊船を作るようになったのか、定説はないようです。

古くは亨保(1716年~1735年)の時代に、廬草拙(ろうそうせつ)という儒者が
菰包みで流している精霊物を見て、霊にたいして失礼になるとのことで、
藁で小舟を作って流したという記録が残っています。
また、長崎だけが貿易をしていたことから、唐人の彩舟流し(さいしゅうながし)
からきたものだろうという説もあります。

長崎の精霊流し 爆竹の意味

元々、中国が紀元とされるなら、爆竹は「魔除け」の意味合いが強く、
精霊船が通るところを清めるためだったようです。
ですが、近年は「派手に鳴らす」というように変わってきていて、
隣にいる人とも大声で会話しなければならないほどの音で、
耳栓があった方が良いくらいの激しさになっています。

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長崎の精霊流しの場所と交通規制

流し場は大波止の先で、皆そこに向かって進むのですが、

正覚寺下あたりから、県庁前を通って行くコース、
諏訪神社前から市立図書館の前を通るコース、
長崎駅前からのコース等あるのですが、

上記のコースあたりは車両通行止めになります。

混みますが、長崎駅前から、歩いていけますし、
ちんちん電車を利用すれば、市内の移動はできます。
※りそな長崎ビルから正覚寺までの区間は電車も止まるとのこと。
交通規制 地図

まとめ

さだまさしさんの歌だと、厳かなものかとイメージしてしまいますが、
かなりうるさいお祭りを想像した方が良いです。
長崎のお盆は、お墓で花火をしたりとかなりにぎやかなのです。

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