幼稚園、小学校ともに体操着(体操服)に『クラスと名前を書いたゼッケンをつけて下さい。』と言われるところも多いハズ。伸縮性のある体操着とゼッケンを縫い付けるなんて、家庭科以来縫い物をやってないという方にとっては、キレイに仕上げようと思うと結構大変だと思います。そこで、キレイに縫うコツをご紹介します。
ゼッケンの縫い方 付け方 しつけが大切
子どもの体操着につけるゼッケンですが、名前や数字を書くように指定されますよね。
運動会だと、種目がわかるように、青や赤の色別だったりします。
もし、渡されたゼッケンの色が濃いものだったら、先に一度水に10分位つけて、色が出ないか確認することをおすすめします。
汗や洗濯で、体操着に色移りしないかのチェックです。
その文字を書く時に、そのままだと布がずれてキレイに書けなかったりします。
そんな時には、下に、紙やすり(サンドペーパー)のザラザラになっている方を敷きます。
そうすると、摩擦があるので、ずれないできれいに書けます。
サンドペーパーにも色がつきますが、使えます。
あるいは、パソコンでアイロンプリント用のペーパーをプリントして、アイロンをかけます。(文字の反転を忘れずに!)
それか、パソコンで印刷した文字の上をなぞります。
その際は、コルクボードにプッシュピンで止めたりすると、書きやすいと思います。
いよいよ、体操着に縫い付けるのですが、まず、体操着の前後を縫わないように、間に下敷きやクリヤファイル等を入れましょう。
端は折っても折らなくても良いと思いますが、気になる方は、1cm位のところをアイロンで裏に折るとよいです。
ダイソーとかのは端は折らなくても良い加工がしてありますね。
そして、体操着の指定位置に安全ピンで4箇所仮止めします。
まち針に慣れてない方もこれでやりやすくなります。
まずは、運動会用の簡易的なものから・・・・・
簡単に済ませたいのもわかりますが、4角だけだと、浮いたり、取れやすかったりしますので、最低、4辺の真ん中も縫い止めましょう。
できれば、下敷きを入れているので、持ち上げないようにして、表に少しだけ糸が出るようにして(裏は2cm位大きくてもOK)ぐるりと縫った方が良いです。
ゼッケンの縫い方 付け方 まつり縫い(たてまつり)
もっとキレイに仕上げたいというかたは、迷わずまつり縫いをおすすめします。
加工されていない普通の布を使う場合、端は必ず折ってくださいね。
たてまつりにする場合、2cm位の針目で絶対にぐるりとしつけをかけてください。
これをしないとほぼにキレイに仕上がりません。
そうした上で、体操着とゼッケン変なたるみがでないように3~4mm間隔の細かい目のまつり縫い(たてまつり)でぐるりと縫って行きます。
たてまつりがいまいちよくわからないという方は動画で確認してください。
ゼッケンの縫い方 付け方 ミシンで縫っちゃいました!
たてまつりが一番キレイと言いながら、手ぬいで縫い始めたら、面倒になってきて、今回ミシンで縫っちゃいました!
こんな感じで、ジグザグです。
ポイントを抑えれば、難しくありません。
まずは、しっかりとしつけをかけておくこと!
そうしないとミシンの抑えの下に体操着を入れた時点で、ずれてしまいます。
体操着は伸縮性がありますので、ミシン針は絶対にニット用が必須です。
普通の針だと目飛びをおこしたりします。
うまく縫えなかったからといって、リッパーでミシン糸を解く際に、生地を引っ掛けたりするので、普通の針はやめておいた方が無難です。
ゼッケン自体はのびないので、糸は普通の60番とかでも大丈夫です。
最初、ジグザグの幅を5にしたのですが、目立つ感じがしたので、2.5で縫い直しました。
直線縫いより簡単で、布端も落ち着きます。
お洗濯の際は、必ず裏返して、洗濯ネットに入れましょう。
追記
6月になると水泳の授業があります。
水着にも名前をつけなければいけないのですが、
その時には必ず伸びるタイプのゼッケンをつかいましょう!
100均に売ってます。
名前を書いて中温のアイロンでつけるだけなので簡単です。
まとめ
ゼッケンに文字を書く際は、サンドペーパーを敷いて布がずれないように。
下まで縫ってしまわないように、間にクリアファイル等を入れます。
縫うときは、安全ピンでもいいので必ずしつけをかけからにしましょう。
ミシンの場合はニット針に変えると目飛びしません。
ポイントを踏まえれば、結構キレイに縫えます。
毎年のことなので、少しでも楽にやれると良いですね。