春の陽気とともに紫外線の量は徐々に増えていき、5月~7月頃にピークを迎えます。
紫外線はお肌の老化をまねき、シミやシワの原因になります。
帽子もいいけど、首筋や腕の日焼けも気になるので、日傘を活用すると良いかもしれませn。
一口に日傘と言っても、素材も色も様々です。
ご自分のニーズにあった日傘はどのようなものなのか確認しておきましょう。
日傘のUVカットはどれくらい効果があるの?
日傘には99%とかのUVカットの記載がありますが、
このパーセンテージの意味を理解しておきましょう。
日傘に限らず、衣類でも、特に薄くて目の粗い生地でなければ、
9割程の紫外線はカットします。
その生地にセラミックやアルミ等をコーティングしたり、
織り込んだりすることで、UV加工をし、
UVカット率100%に近づけて行くのです。
99%のUVカット率だと、上からの紫外線は、
ほぼカットできることになります。
ただ、現状は紫外線はコンクリートの壁や地面等の反射で、
横や下からもたくさん浴びていることになります。
日傘の遮光率100%とUVカットの関係は?
人気の傘屋さんのサイトで、遮光率100%というのを見たことがあります。
私はその時、単純に遮光率100%=UVカット率100%と思い込んでしまったのですが、
真っ暗だからと言って、紫外線がまったく入ってこないということではありません。
わかりやすいのが、サングラスです。
レンズの色が濃いからといって、UVカット率が高いとは言えません。
レンズの色が薄くても、UVカット率の高いサングラスの方が多いかもしれません。
逆に色が濃いレンズだと、瞳孔が開いてしまい、目から入る紫外線の量が
増えてしまうことになりかねません。
日傘の色や生地と選び方
昔の日傘のイメージだと、綿や麻の薄い色の生地で、
カットワークレースになっていて、持ち手が、竹で・・・・・。
な~んて、見た目、とってもステキで涼しげですね。
実際に、薄い色の天然素材で、穴があいているものだと
熱がこもりにくくなっています。
いやいや、まずはUVカットという方は、生地が厚いものや
二重張りになっていて、外側が明るい色で、内側が地面からの
照り返しの紫外線を反射しないために、濃い色になっているものが
よいでしょう。
一時期、外側が黒で、内側がシルバーになった日傘がありましたが、
(私も持っていました。)逆に、内側が黒で、外側がシルバーになっている方が
良いようです。
二重張りも良いのですが、生地によって、重くなってしまうものもあります。
長傘だとそんなに、気にならないのかもしれませんが、折り畳みだと、
畳むのも厚みがあって大変だし、直径も太くてかさばるし、重いし、
でも高かったからと、買った後で後悔しないように気をつけたいものです。
まとめ
UVカット加工は、永久なものではありません。
奮発して、高価な日傘を選ぶのも良いですが、
何年かに1度は買い替えた方が良いかと思います。
安価なポリエステルの傘でも、それなりに紫外線はカットしてくれますので、
それと合わせて、日焼け止めクリームをこまめに塗ったり、
サングラスを活用していくことで、上手にUVカットしましょう。